私の母はいつも家に花を飾っていていました。
実家の玄関の下駄箱の上には大きめの花瓶に、そして食卓には一輪挿しに花が飾られていました。
Contents
春夏秋冬と家にはいつも花があった
春ならスイトピー、フリージア、ポピーなど、初夏には紫陽花、夏はダリア、秋は菊やコスモス、冬は椿、南天などで、私はいつもそんな花たちを見て季節を感じたものです。
そして父が「花があるっていいなあ。」と言っていたのが今でも忘れられません。
胎教にも花は良いらしい
結婚して子供を授かったことを報告すると、母に「たまには花を飾りなさいね。綺麗な物を見るのが胎教に良いらしいから。」と言われ、ごくたまに飾っていました。
しかし出産後は育児が忙しく花から少しばかり遠ざかることになっていました。
花に癒され元気をもらう
6年前(2010年くらい)のことです。
私は買物帰りに一軒の花屋さんに寄りました。
普段なら通り過ぎてしまうのに、その日は何故か花が見たかったのです。
気分が明るく不思議な力の効果がある
広い店内に色とりどりの沢山の花がありました。
- プランター用の苗
- 鉢植え
- 切り花
などと見て行くうちに、なんだか気分が明るくなり、元気になった自分に気付いたのです。
「花には不思議な力がある。人を癒してくれるし、元気にしてくれる。」
とそう感じた私は切り花を買って帰り、家に飾ったのでした。
花(フラワーアレンジメント)のレッスンを受けに有楽町へ
花屋さんにフラワーアレンジメントのレッスンを紹介したパンフレットがありました。
好きな曜日、時間に、好きな花のアレンジが習えると知り、シフト制で働く私にはピッタリだったので、迷わず通うことに決めました。
1回目のレッスンはガーベラのアレンジ
1回目のレッスンは大好きなガーベラのアレンジでした。
レッスンでは先生がお手本を見せて下さいました。
アレンジに正解はない『のびのび』と先生のお言葉
「アレンジに正解はないので、のびのびとやって下さい。」というお言葉がとても嬉しかったのを覚えています。
それからは、私も母のように、花を絶やさず飾るようになりました。
と並行して、花の理論を基礎から学べるコースにも入会したのですが、家の事情で通えなくなり、通信教育で勉強することを思い立ちました。
花の通信教育・背中を押してくれた夫の言葉
花の通信教育を始めるにあたり、受講料が決して安くはないため、私は迷っていました。
しかし夫に相談すると、「いいと思うよ。花を見て怒る人はいないからね。」と言ってくれたので救われました。
あの言葉がなかったら、断念していたかもしれません。
で教材を取り寄せ、生花とフラワーカラー(花のカラーコーディネート)を学び、並行してプリザーブドフラワーも学びました。
- テキストを見ながら課題を制作
- 添削を受けるため写真を撮って送る
というのが学習方法です。
行きつけの花屋さんが出来る
自分で花材を用意するため行きつけの花屋さんができました。
その花屋さんで私が花を勉強中であることを話すとオマケをしてくれるようになりました。
また日常生活の中でも、フラワーカラーで同系色、反対色を学んだお陰で、服の色合わせにも活かせています。
試験に合格し講師活動をするのが夢
来年プリザーブドフラワーの1級試験を受験予定です。
15ある課題も残り1つになりました。
コツコツと制作して写真を送るのは『時に面倒なこともありましたが「あともう少し。」と自分を奮い立たせてきた』のです。
合格したら、講師活動をするのが私の夢です。
公民館&カルチャーセンターを活動の場へ
本当は自宅で少人数制の教室を開き、レッスン後に美味しい紅茶と手作りのスイーツをお出しし、生徒さん達と楽しくおしゃべりをしてお開き、という形にしたいというのが本当の気持ち(本音)です。
が今の住まいでは難しいです。
なので公民館やカルチャーセンターを活動の場にできたらいいなと思っています。
花は心に潤いを与えてくれる
花は日常生活に不可欠というものではありませんが、花があると心に潤いを与えてくれると思います。
だから気紛れにでも家の中に花を飾ってみることもおすすめです。